ダッチローズカットダイヤモンド アンティークピアス

大粒のローズカットダイヤモンドのピアス このタイプのアンティークダイヤモンドピアスは需要に対して供給が全く足りず、いつも探しています。
親しいフランス人のディーラーさんも「前回あなたに売ってから、その数カ月の間に仕入れられたピアスは1-2点だけだよ」というくらいの少なさです。
そんな中、こちらはローズカットのダイヤモンドピアスです。
ローズカットダイヤモンドは破片のような薄さの石も多いですが、「ダッチローズカット」と呼ばれるカット面の多いローズカットで厚さもあります。
中心に向かってドーム状に盛り上がっていて、ローズカットでは稀に見るもっこりとした厚みのあるダイヤモンドです。
表面積も直径5ミリ程と、この時代のローズカットダイヤモンドとしてとても大きいです。
クローズドセッティングですので、見えていない下の厚みは分からないですが、台座も下部に向かってぐっと伸びていますので深さもありそうです。 ローズゴールド一色のピアス ダイヤモンドアンティークピアスはイエローゴールドとホワイトゴールド(あるいはプラチナ)の2色の地金で作られたものが多いですが、このピアスは珍しくゴールド一色です。
イエローゴールドとピンクゴールドの間のようなローズゴールドと呼ばれる少しピンクを帯びたイエローゴールドです。
ダイヤモンドを留める爪は、草花を様式化したような装飾性の高い爪です。
爪も1本ずつ太さと厚みがあります。
また爪と爪の間が透かしになっていて、横から見たときも美しい模様です。
ありそうでいてなかなかない模様のローズカットダイヤモンドピアス。
重量のあるピアスで、留め具や爪も厚みがあり堅牢です。
1900年前後のフランス製。
18カラットゴールド。
動画も撮影しています。
ダッチローズカットダイヤモンド アンティークピアス

  • 幅:10mm 
    高さ:17mm 
    重量:3.6g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:275,000円(税込み)

ダッチローズカットダイヤモンド アンティークピアス

  • アンティークローズカットで直径5ミリのものはあまり見かけない大きさです
  • ボリュームがありながら、ドルムーズタイプで耳元にぴったり収まります
  • 草花をイメージしたと思われる爪はあまり見ない面白い模様で見応えがあります
  • カット面の多いダッチローズカットの中でも特に立体的で厚みがあります
  • 留め具の下部にフランス18金の刻印、上部に工房印の一部が残ってます
  • ダッチローズカットダイヤモンド アンティークピアス
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ダッチローズカットダイヤモンド アンティークピアス

275,000円  [通販価格:税込]
送料無料!

アンティークエピソード

アンティークダイヤモンドピアス

ダイヤモンドがセットされたアンティークピアスは、アンティークジュエリーの王道です。
日本に限らず世界中で人気があるため、近年は価格の高騰がすさまじいです。
ダイヤモンドのピアスはいつの時代も好まれて作られましたが、時代と共にそのスタイルや素材、デザインは変化していきます。

下記は当店で販売済みの18世紀のダイヤモンドピアス。
重厚な大きさもあるピアスです。
ダイヤモンドの周辺は銀が用いられています。

アンティークダイヤモンドピアス(18世紀フランス)

下記はその少し後年、王政復古時代(1820-1830年頃)のピアスです。

アンティークダイヤモンドピアス(洋ナシカット、19世紀初頭)

アンティークジュエリーでは、ダイヤモンド周りは白い金属でセットされるのが一般的です。
その方がダイヤモンドの白さを際立たせると考えられていました。
この「白い金属」は18世紀から19世紀後半にかけては、銀でした。
以降、プラチナとホワイトゴールドもダイヤモンドの周りに用いられるようになります。


下記は20世紀初頭に製作されたピアス。
ダイヤモンド周りにはプラチナが用いられています。

アンティーククラスターピアス(ダイヤモンド、お花、ゴールドとプラチナ)

アンティーク市場で比較的よく見つけやすいダイヤモンドのピアスは1900年前後に製作されたものが多いです。
フランスで言うところのベルエポック時代、あるいはイギリスで言うところのエドワーディアンの頃に作られたピアスが、数としては多いです。
この時代のダイヤモンドピアスの特徴としては、ダイヤモンドの周囲のみプラチナ(あるいはホワイトゴールド)が用いられ、プラチナ(あるいはホワイトゴールド)とイエローゴールドで2色の地金を用いています。
下記は1910年頃のフランス製のピアスです。
この時代のピアス製作の特徴がよく出ています。

アンティークダイヤモンドピアス(オールドヨーロピアンカット、花と葉のモチーフ、ゴールド)

アンティークのダイヤモンドピアスは実に色々なタイプが作られました。
「耳に長く垂れて揺れるタイプのピアス」も「短めで耳にぴったりフィットするタイプのピアス」もあります。

長く垂れるタイプのピアスは特に20世紀初頭のギャルソンヌルックにあわせて作られました。
この時代ドレスもピアスもネックレスも長くなりました。

アールデコ期には、このタイプのドロップタイプのピアスが多く作られます。

アンティークスタッドピアス ペアシェイプダイヤモンド 1930年代
アールデコダイヤモンドピアス(ドロップ型イヤリング、ルビー、1920年代)
1920-1930年以降は、下記のように全体がホワイトゴールドあるいはプラチナで製作されたピアスも好まれるようになります。

アンティークダイヤモンドピアス(スタッドタイプ、ホワイトゴールド 1930年代)

デザインも色々です。
下記のようなお花の形をしたダイヤモンドピアスも、アンティークピアスの定番のデザインです。

アンティークローズカットダイヤモンドピアス(大きめ、お花)

ピアスはつけ外しが頻繁に生じ、顔に非常に近いところに着けるジュエリーですから、ジュエリーの中でも最もクオリティーが求められるアイテムです。
アンティークのダイヤモンドピアスは概して、作りがとても良いです。
現代のジュエリー製作とは異なり、当時は地金から作りこんでいきますから、バネや留め具部分も現在のピアスにはない堅牢さを持ちます。
鋳型で作ったものではないので、例えば古くなったバネだけを変えるなど部分的な修理がしやすいことが多いです。

「色々なアンティークジュエリーを集めてきましたが、もっとも出番が多く、アンティークジュエリーの中でもっとも現代の遊べるのはピアス」とおっしゃって頂く方が多いです。
アンティークジュエリーの中でもピアス、特に最も定番のダイヤモンドピアスは複数デザイン揃えていただくと必ず重宝していただけます。

アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

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